社会
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平成の世はあと数日たらずで幕を閉じる。そして令和。この令和の年のはじまりは埼玉にあるといって過言ではなさそうだ。特に政局。この政局は県北にあるように思える。行田がそれだ。先般の県議選では県議会のリーダー鈴木聖二氏が大方の予想に反して敗れた。県政ニュースのトップといっていいだろう。次に行田のトップリーダー工藤市長が自、公、民の推薦を受けながら敗れた。工藤氏にとっては寝耳に水だったに違いない。県議選で敗れた鈴木氏は多選批判で反工藤にまわった。初当選の石井氏を応援した。あまり例がない異変だった。時同じくして隣の深谷市ではこの地区出身の渋沢栄一翁の肖像が一万円札に載ることが決まった。誰もこの慶事を予測した者はいなかった。県北が変わり、埼玉が変わるとある識者が言った。偶然だろうが時を同じくして行田邦子女史が知事選出馬を決意した。自民県連幹事長の動きがどんな火種になり、火の粉となってゆくのか。県民の目はすでに両行田に注がれつつある。
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