トップページ ≫ 社会 ≫ 御朱印集め、加熱するブームの中で
社会
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近年、いわゆるパワースポットの一つである神社やお寺を参拝し、御朱印を熱心に集める人々が増加している。マスコミで取り上げられる機会も多く、幅広い世代で人気のある御朱印集め。一説によると2013年に「伊勢神宮の式年遷宮」と「出雲大社の平成の大遷宮」の際神社やパワースポットについての特集が数多く組まれ、この時にTVに出演している芸能人が、御朱印を集める様が放送され、それがある種のきっかけとなり興味を持つ人が増え始めたともいわれているようだ。このブームにより、実際に多くの寺社では10年前に比べて御朱印を求める人、特に女性では5〜10倍に急増。また寺社それぞれのオリジナルの為、デザインがシンプルだったり、ダイナミックだったり、カラフルだったりと多種多彩でありそうした様に興味が湧き、高じて趣味となる人も多い。
◆御朱印を頂く際の注意点やマナーについて
・必ずお参りする
・多忙時は避ける。(法事中、結婚式の最中など)
・小銭を用意。
・専用の御朱印帳を準備。
・くれぐれもケンカ腰にはならないように
時にはお寺や神社の方の冷たい対応にガッカリさせられる事もあるようだ。そうした際でもこれは修行の場であると割り切っての対応を心掛けたい。尚、浄土真宗のお寺では偶像崇拝を禁止している為、ごくまれな例外を除き御朱印は行っていないとの事。
今回、元号が平成から令和に代わる大きな節目にあたり、特にGWは普段にもましてより多くの方が御朱印集めに神社仏閣へ訪れて大変な賑わいだった。反面、目に余るマナー違反や転売行為などの報道も少なからず見受けられた。一部には万やむを得ず、御朱印の頒布を見送った神社や寺院もあったと聞く。
もともとは写経を収めた人への証として渡されていた御朱印。今一度その由来を思い返し、くれぐれも節度ある振る舞いは忘れたくないものである。
小松 隆
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