令和初の国政選挙をも上回るメデイア報道は、ジャニーズであり吉本興業であった。ジャニーさんの死後、元スマップの3名が圧力・パワーハラスメントによって、いわゆる干されていた事実が判明された。続いて吉本興業の闇営業を発端として、会社内のパワーハラスメント「辞めてもらう」「連帯で辞めさせる。私にはそういう力がある」など次々と露呈。いずれもハラスメント。

さらに衆議院では、魔の三回生による慶應出身の自民党代議士が秘書に暴行・暴言。ハラスメントだ。吉本の岡本社長が「相手がそう思ったらハラスメントですね」という唯一まっとうな発言をしていた。ハラスメントは相手がどう感じるかが一番影響する。個人の人権や尊厳を傷つけたらもうおしまいなのだ。

ハラスメントをしてしまう人の特徴として、まずは己の力の誇示、相手を思いやる心の欠如が考えられる。いくら学問を積んでも、人間力のない人の人生はみじめだ。パワー、モラル、セクシャル、マタニテイなどなどたくさんのハラスメントが存在している。傷つけられたことにより心や体の健康を害したら、傷害罪として警察への被害届や、弁護士に依頼し、謝罪、差し止め、損害賠償などを請求もできる。

人間力を磨き、懐の深い人といわれる人生を歩みたいものだ。

大曾根　惠