トップページ ≫ 社会 ≫ イエナカ回帰の動き顕著に、消費増税を控え
社会
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2019年10月、消費税が10%に引き上げとなるのを控えて、生活者の節約志向がより一層顕著になっている。こうしたマインドの強まる中、外食を控えて自宅で食事を楽しむ「イエナカ回帰」の動きが進みそうだ。
今回の増税では、軽減税率が導入される予定だ。「外食=消費税10%」「内食・中食・宅配=消費税8%(据え置き)」となる。前回2014年増税時の5%⇒8%の際にも「イエナカ」消費が注目されたが今回の軽減税率の採用により、さらに外食離れが加速する可能性が高い。
また近年では、以前なら店舗でしか食べられなかったような高品質の冷凍食品や缶詰が注目を集めている。手軽さと品質を兼ね備えた食品もまた、「イエナカ」回帰の流れを後押ししそうだ。
ある調査機関情報によると「前回の増税時と比べて負担を感じる」と答えたのは全体の7割超に上り、特に女性の20〜40代で負担を感じる割合が高い結果が出たそうだ。「増税を踏まえて実践すると思う行動」との質問には「なるべく外食などを控えて、自炊・内食をする」(34.4%)がトップ、「お金のかからない暇つぶしをする」(29.7%)という守備型節約行動の回答が続いた。一転、3位には「平日の夜や休日に、副業・小銭稼ぎをする」(21.0%)と、収入を増やす「攻め」の行動が挙がっており、特に女性20〜30代でその比率が高かった。
サラリーマン世帯の給与が伸び悩む中、今後もあれやこれやの生活防衛策が講じられていきそうだ。
小松 隆
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