トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ コロナ妖怪が天国と地獄を見据えている
コラム …男の珈琲タイム
世界をコロナウイルスという妖怪が席巻している。今のところ、自己防衛しか有効な武器はない。コロナウイルスは肺をむしばみ、命まで短期間で奪っていく恐ろしい妖怪なのだ。しかも、この妖怪退治であおりをくらうのは中小零細企業であり、食べ物屋だ。政治の力で自粛を余儀なくされて、補償は雀の涙程度だ。街はゴーストタウン化し、活気は気を失っている。政治家はこの現実を肌で感じないから、歳費2割カットで逃げている。逃げるから政治家の信用はゼロに近い。この様態は一極化している。平気でいられる政治家とお役人は天国、零細の企業・商店は地獄だ。この天国と地獄の構図を少しでも変えていくエネルギーの一つは収入が減らない種族の人達の報酬カットだ。国会は歳費のカットで逃げるのではなく、表向きの歳費の50倍くらいある収入の3割カット。これをすると地方議員も何らかの動きをせざるをえなくなるのは間違いない。コロナ妖怪は暗い顔で差別の実態をじっと見据えているのだ。
鹿島修太
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