前途はそれなりに多難のようだが、小池氏へのアラートが激しくなってきている。カイロ大学を本当に卒業したのか？当時の友人はノーと答えている。先ごろ出版された本でも、小池さんを探れば探るほど、怪しいことがいっぱいだと断言している。ここへきてカイロ大学が小池氏は卒業していると言い出した。だから問題はないと小池氏はシラを切っている。しかし、今までの政治家でわざわざ大学側がでてきて、卒業の証をしていることなんてなかった。証明されるものはどこの大学にもあって、その証書で事足りる筈が何ともスッキリしない。だから小池アラートが点滅してしまうのだ。今日の政治は広告代理店と政府関係も含めて〝すっきりしない〟のが特徴だ。何事もすっきりしないことが欲求不満につながって、そのことが深い政治不信となる。小池流に言うとウィズフラストレーションとなる。それにつけても元総理の小泉さんたちが小池支持を表明しているのを見ると、まさに政治アラートの赤が目立ちはじめてきているのが現状ではあるまいか。

鹿島修太