トップページ ≫ 社会 ≫ 都民ファーストは小池ファーストではないか! 小池都政の4年間
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小池アラートについては既報。その後、小池知事は出馬表明。あれだけ「stay home! 自粛!自粛!密です。」と言っていた小池さん。出馬表明では「自粛から自衛」と言いのけた。
思い出してほしい。4年前、都民ファーストを掲げ、「自民党都政のブラックボックスにメスをいれる!」と宣言し、自民党との対決。イメージ戦略が功を奏し、「会場には緑を持参して」と呼掛け、東京中が緑に染まっていった。しかし、知事就任後は懐刀といわれていた音喜多都議(現在は参議院議員)が離れ、オリンピックの会場、築地移転、豊洲市場開場など問題が噴出した。あまりに人々を煽るタイプで食傷気味であった。
武漢で新型コロナウイルスが発生。その後、東京五輪の延期がはっきりするまで、小池さんはあまり表に出てこなかった。延期後、射程を都知事選に据えて、小池さんによる小池さんのための選挙プロモーションが始まったのだ。英語をかっこよく使いながらも、人々に恐怖を与えて、選挙のための道筋をつけていった。
吉村大阪知事に対抗すべく東京アラートで、都庁やレインボーブリッジを赤く染めたことも拍子抜けの感だ。何しろ小池さんの言葉風にいえば選挙のためのロードマップであるから、感染者が増えようが、おかまいなしに出馬表明にあわせて東京アラートも消灯。ステップ1だの2だの3だの。それも選挙目当に見えてくる。
二階幹事長、小泉元首相をはじめ、自民党の重鎮が「応援しよう」とのエールにもこたえず、「政党からの推薦はうけません」とクールにばっさり。
14日夕、東京の感染者は5月5日ぶりに47名という大きな数字になってしまった。クラスターによるオーバーシュートになりはしないか。小池さんの自分ファーストはこれからどう変容するか見ものだ。
大曾根 惠
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