社会
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安倍一強も揺らいで来ているが、歴史と伝統のまち、川越では自民党に元気がない。今回の議長選では、議長には片野ひろたか氏(国民民主)、副議長には近藤よしひろ氏(公明党)が就任した。議会の舞台回し・議会運営委員長には中原ひでふみ氏(保守系会派)が就任。川越市議会最大会派・自民党市議団から、重要ポストの選出はなかった。
昨年統一選後、自民党会派入りをしていた川目武彦氏は、先輩議員からパワーハラスメントをうけたとし、マスコミに公表。しかしながら、川目氏は自民党市議団から退団処分。当選半年もたたずしての川目氏の行動言動に市民の目も冷ややかだった。その川目氏、来年1月の川越市長選挙に照準。出馬準備をすすめている。川目氏は統一選に挑むにあたり、県議か市議か、さいたま市議か川越市議か?川越市議としたら、市長を狙うと言っていただけに、有言実行ともいえなくはない。
川越市長の川合善明氏。初出馬のときに市長は3期12年。多選自粛を標ぼうしていた。6月定例議会でも「初心かわらず」と言った答弁。それでも「市長、まだまだやってください」という強い要望があれば、再出馬の道を模索するかもしれない。
しかし、巷間で吹き始めた「解散総選挙」の風。本物の風になったとしたら、川越は大変だ。地元では国民民主の小宮山泰子代議士(国民民主・比例復活)、現職は現在自民党副幹事長の神山佐市代議士、それにからむのが中野ひでゆき県議(自民党川越支部長)という構図の選挙戦になり、川越市長選もその結果次第では大きく変容すること必至だ。
小宮山泰子氏の亡父は郵政大臣をつとめた田中派の重四郎氏であり、保守本流は小宮山泰子氏と言い切る根強い保守層が存在するのも事実。一方、新進党から自民党に鞍替えした中野清氏、いまもなお、杖をつきながらも自動車にのりこみ、「悲願であるひでゆきを国政に」と動いてもいる。
ポストコロナ・政治は国民のためにと願うばかりだ。
氷川まこと
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