社会
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いよいよ総裁選がはじまった。一つの党の代表を決めるだけではなく、この日本のかじ取り役、日本の顔となる首相を決めるものである。党員投票も予備選挙のみで、菅氏が絶対的優位という状況であり、解散総選挙をして、国民に信を問うべきだろうという声が高まっている。
常在戦場である衆議院議員たちも、選挙事務所探しやコロナ禍での新しい生活様式の選挙とはなど準備に走り出した。
県内で注目はやはり、川越・富士見・ふじみ野で構成される7区。現職は神山佐市氏(自民党・当選3回)、比例復活の小宮山泰子氏(合流新党・6期)。そこに自民党川越支部長・県議会議員の中野英幸氏が国政に挑戦というのだ。川越市議会自民党市議団は最大会派であり11名。この議員すべてが中野支持で離党も辞さないとの決意とも聞く。
そこで佐藤春夫の「田園の憂鬱」「都会の憂鬱」の主人公のように悶々としているのが川合善明市長だろう。川合氏は公約の3期12年の任期を来年の1月に迎えるが、再出馬に意欲的である。前回は共産党候補、自民党県議であった渋谷実氏と闘い、圧勝。それは保守票をおおかた固め、公明党、小宮山派(立民・国民)という党派を超えた支援あってこそだからだ。中野県議の国政への挑戦だけを支援とはいかないだろう。
衆議院解散総選挙は近い。来年1月の川越市長選より前である可能性は高い。川合市長は憂鬱な秋を迎えるのだ。
大曾根惠
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