社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
総務省と菅ファミリーのズブズブはひどすぎる。菅総理が総務大臣、菅総理の長男が総務大臣秘書官だったのだから、菅総理の言い逃れは効かない。更迭された総務省の官僚はすべて優秀だったときく。だからこその菅総理・長男からのお誘いを断れなかったのだろう。
女性初のポストを歴任してきた山田真貴子氏は給与を返納し、深い反省をしているのだから更迭はしないと菅総理は言い切る。この国のトップリーダーには国民の気持ちを汲み取る気がない。国民のために働く内閣が絵空事ということを証してしまった。
虎ノ門でのステーキ、海鮮料理で一人七万を超える接待をうけた山田広報官。世の中の株価は上昇してはいるが、コロナ禍で疲弊している業種は数多であり、飲食業界の打撃は特にひどく、シフトが大幅に減少した。シフトすらはいれないパートやアルバイト従事者は1日の食費の捻出すらむずかしいのだ。シングルマザーはフードパントリーなどに頼っている事実を山田広報官はどう思うのか。この接待がコロナ以前だとしてもだ。
そもそも広報官というのは顔であり、外に向かって発信する役割と公共イメージそのものなのだ。最優秀と評価の高い山田広報官が、自分のしでかしたことをおもんばかれば、その席にはいられない。
女性初のポストという肩書は、日本の女性の地位の向上につなぐものだし、政府が旗をふる女性活躍の範たるものだ。私は断らない女と若者向けに動画配信でのたまう山田報道官には、ライフワークバランスを掲げる世相とは逆行だ。山田広報官を慰留する菅総理の足元が大きくぐらついている。そんな矢先、山田氏は突然辞職した。
大曾根惠
バックナンバー
新着ニュース
- 島耕作、50年目の慶事が台無しに(2024年11月24日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR