トップページ ≫ 社会 ≫ 朝霞市長選 投票率9ポイントアップは稀有と驚き! やはり上田氏効果か
社会
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コロナ禍の選挙戦。どの地域でもどの陣営でも、投票率アップに苦心惨憺。しかし、東京都に近接する、ベッドタウンの代名詞ともいうべき朝霞市では違った。現職富岡勝則氏5期目への挑戦にもかかわらず、4年前の選挙よりも9ポイント近くアップさせたのだ。結果、新人候補にはダブルスコア近くの差までつけた。
朝霞4市と言われる朝霞・志木・新座・和光、衆議院小選挙区第4支部は、かつての上田清司氏の地盤であり、上田さんのためならばという保守系・自民党支持であっても「自称・上田党」が存在する。上田氏が知事転出後は非自民の神風氏が議席を守っていたが、自民党・豊田真由子氏が神風氏を破り議席を獲得。その後不祥事で辞めた豊田氏に代わって、自民党県議会で議長・団長をつとめ存在感があった穂坂邦夫氏の子息穂坂泰氏が補欠選挙に出馬し、当選した。
衆議院の次なる戦いは上田氏の懐刀と言われる浅野克彦氏が出馬準備との予想であり、穂坂氏との激戦が予想されていた。しかし、この朝霞市長選がどう響くかが見ものだ。自民党県議であった富岡氏の選対本部長を今回上田清司参議院議員(2022年改選・国民民主党所属)がつとめた。初日には穂坂泰衆議院議員と選挙カーに乗り込み「上田と穂坂、助さん格さんでまいります」と。この投票率アップも上田・穂坂連合の成果なのか。
政治の世界は一寸先は闇であり、政治は奇々怪々。これからの埼玉第4選挙区には注目だ。
大曾根惠
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