伊勢丹浦和店に先月オープンした丸善。1869年創業の老舗だ。日常に欠かせないベーシックな文具をはじめ、万年筆など高級筆記用具、実用的でおしゃれな雑貨を展開。取り扱いアイテムは13,000。明るく広々とした空間に丸善がセレクトした多彩な商品がずらりと並んでいる。

浦和は文教都市と言われているのに、その言葉からは程遠い文具店ばかり。都内までいかないと納得のいく文具を購入することは難しかった。丸善が伊勢丹浦和に出店したことは文教都市浦和にとって大きな意味があると言っても過言ではない。コロナ禍でおうち時間を充実させたい人、新生活の準備をしたいと考えている人には、満足のいく文具を見つけることが出来るだろう。

百貨店の低迷が騒がれるなか、伊勢丹浦和は二階の婦人服売り場も大きくリニューアル。最近のトレンドを取り入れ、新たな客層を取り入れようとしている。伊勢丹浦和の新たな挑戦に注目だ。

中山薫