令和3年4月20日（火）午後6時より埼玉会館大ホールにて、清水はやと総決起集会は予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大に鑑みて無観客にて開催された。「市民とともに、希望へ」をスローガンに掲げ、生配信にて有権者に呼びかけた。まずコロナウイルスとの戦いへの協力をお願い、そして12年間の感謝に深々と頭を下げた。清水氏は12年間で徹底した現場主義を掲げ、持続可能な開発目標への自治体の取り組み総合評価で先進度全国第1位に。さらに政令指定都市幸福度第1位など、市民一人ひとりが幸せを実感できるまちづくりの実績を数多くあげてきた。そしてこれからも市民のみなさんと一緒にさいたま市の歩みを進めていきたいと強調。

今回の市長選はまん延防止の最中に行われるため、直接、有権者に訴えることが難しい選挙になるであろう。4期目に挑戦する清水氏が、どう立ち向かい、どう戦うのかが課題となる。相手は共産党などで構成する「みんなのさいたま市をつくる会」代表の前島氏。投票日は5月23日。戦いの火蓋は切られた。

馬淵凛子