社会
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今年一番の暑さを記録した5月9日、さいたま市長選挙が告示された。
浦和駅東口11時に第一声を行った現職の清水勇人氏。徹底した現場主義から聞こえてきた皆さんの声が3期12年の原動力となり、支えとなった。市民一人一人が幸せを実感できるように、さいたまを一つにしたいと強調。コロナウイルスと少子高齢化の危機に立ち向かい打ち勝っていく。さらに7月中には全ての65歳以上が2回のワクチンを接種できるように努めると訴えた。応援に駆け付けた自民党選対委員長の山口たいめい氏は、清水氏は土屋知事から受け継いだ現場主義者。コロナ対策を最優先にやって頂きたい。国からも応援すると述べた。公明党の西田まこと参議院議員、立憲民主党の大島あつし衆議院議員・熊谷裕人参議院議員、自民党の関口昌一参議院議員・村井英樹衆議院議員がそれぞれあいさつ。小島進深谷市長、菅原文仁戸田市長、藤井たかし県議会議員も応援に駆け付けた。
二度目の挑戦となる前島氏は、給食費の無償化、PCR検査の拡充を訴えた。市役所の移転よりも市民の生活と命を守ることを主張した。
14日間の熱い戦いがスタート。まん延防止の最中、直接有権者に訴えることが難しい選挙となることは間違いない。投票日は5月23日。
〈記者雑感〉
現職清水市長の応援に駆け付けた自民党、立憲民主党。推薦でも支持でもなく友情支援。自民党は数カ月前に候補者を立てようとしていたが失敗。だれもいないので仕方なく友情支援なのだろう。前回、前々回と反対にいた人が応援にくるのは、やはり清水氏の実力なのだろう。
中山薫
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