社会
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三原じゅんこ厚生労働副大臣が参議院の厚労委員会に遅刻。委員会は5時間もストップし、あろうことか大事な法案が先送りになった。三原副大臣は謝罪したそうだが、あやまって済む問題ではない。厚労省の会議に出ていたとのことだが、遅刻の事前連絡がなかったことが致命傷だ。
同日、森田健作前千葉知事が菅総理と面談。そののちのぶらさがり会見で「菅総理は五輪をヤル!といっている。ワクチンを早く接種してオリンピックやりたいでしょう」と。無責任で軽口ではないか。
三原副大臣の委員会軽視、森田前知事の国民感情を逆なでする空気を読めない発言。タレント議員の質の低さを露呈した。この秋に行われる衆議院選挙に自民党では強い候補に対抗する候補に、グラビア女優を充てる。どうしてこういう人間を擁立するのかまったく不思議だ。だから女性の地位向上は望めない。
この1年コロナ対策の不備で国民の怒りに蓋をしようとしても、もう限界だ。そういうとても大事な時期に、総理の具体性のない精神論、タレント議員の緊張感のなさは火に油を注ぐ。国も地方も立派に「コロナ禍を乗り切ろう」と活動している政治家もいるが、マスコミの上手な報道に煽動されて、政治家は十把一絡げにみなされてしまう。しっかり有権者と向き合う人を選ぶ、その有権者の賢さも求められるのだ。
大曾根惠
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