トップページ ≫ 社会 ≫ 確実に増えている無党派。自民か野党か。
社会
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菅内閣の支持率は急落しているのに余裕しゃくしゃくの自民党。あぐらをかいている理由に政党支持率の大きな開きがあること。政党支持率自民党が33ポイント、立憲民主が6ポイント弱。27ポイントの開きがあれば、よもやまけまいというのが人情だろう。しかし大事なことは無党派の44ポイント、この数字を忘れてはならない。
地方選挙では投票率が低迷しているが、国を挙げての総選挙・衆議院選挙になると投票率はぐっと上がり、この無党派の動向が政権の生殺与奪を握っているといっても過言ではない。自民党から民主党に政権が変わったときに、ある国会議員が「とにかく知らない人が投票所に行っていたのだ。その無党派が民主党に投票したのだから俺も負けちゃうよな。」と言っていたことが思い出される。
コロナ対策、ワクチン接種、そして国民の声を無視しつつ説明をもしないオリンピック問題。国民は寄り添わない政治には容赦なく、審判をくだすことを政府や自民党は忘れてはいまいか?4月に行われた政権動向を占う国政補欠選挙の3連敗。埼玉だって、和光市長選、吉見町長選なども自民党推薦候補が惨敗している。市議会議長選にあっては、自民党選挙対策委員長のお膝元・東松山で正副議長が非自民となった。すべてトップである菅首相の心ないメッセージの発信が元凶だ。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が感染拡大を危惧し、オリンピック開催について正論を述べ、国民に寄り添っている姿勢に好感が増している。しかし、「尾身を黙らせろ!という菅首相発言が漏れでてきた。相変わらずの上から目線の菅首相にますます失望する。
今や、強い安倍政権の時代ではないのだ。衆議院解散までカウントダウン。オリンピックとワクチン接種で国民が「よくやった!菅首相!」という大きな拍手と賛同をすることはおそらくない。飲食業のみならずコロナによってダメージを受けた業種はほんとうに瀕死の状況なのだから。 菅首相には猛省をうながしたい。
氷川まこと
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