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作曲家の小林亜星さんは、立派な蛙のような風貌でも長く親しまれていた。また、音符にもたとえられる「おたまじゃくし」としても独自の存在感を放っていた。
亜星さんはドラマ『裸の大将放浪記』で、清(山下清)そっくりの「おたまじゃくしの大将」という、素朴でユニークな音楽家を好演している。もちろん、番組主題歌の『野に咲く花のように』を作曲したのも、おたまじゃくしの大将こと小林亜星さんである。この曲を聴くと、誰もが大事な何かを思い出す事ができる、優しくて良い曲だ。
小林亜星さんが手がけた名曲たちは、シンプルで味わいがあり、楽しくも切なく、人間としての温かさに満ちあふれている。説得力はあっても説教臭さはなく、軽妙洒脱で深いのだ。それは亜星さんのお人柄でもあろう。
今の世の中に足りないのは、人を動かすメッセージだ。大事なのは、あたたかさ、わかりやすさ、伝わりやすさ。そんなことを教えてくれたのも亜星さんなのだ。
偉大なるおたまじゃくしの大将は、よりあたたかな星へとかえっていった。
葉桜こい
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