トップページ ≫ 社会 ≫ 衆議院埼玉10区 山口泰明氏 次男晋氏を擁立へ
社会
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自民党選挙対策委員長山口泰明氏引退を受けて埼玉10区(東松山・坂戸・鶴ヶ島・川島・吉見・小川・たまがわ・嵐山・鳩山・滑川の3市7町)の候補者について公募が行われていた。24名が公募に応募、県内4名県外20名、20代から60代までの地方議員経験者、女性などだったが、書類選考で7名に絞られ、18名の選考委員による面接で山口晋氏に決定した。
晋氏は、東京ガスから菅総理の事務所へ。民間企業、もっとも厳しいといわれる菅事務所で経験をつんで、現在は父・山口泰明氏の筆頭秘書として主に地元を担当している。
「マスク、弁舌ともに父以上」と地元支援者は手離しで喜ぶ。しかし、「もっと早く準備しなければならないのでは?」「菅総理への評価が下落している今、菅事務所勤務はあまり言わないほうがいい」という意見も。対する立憲民主党の坂本祐之輔氏。この地盤は中選挙区で旧2区、山口敏夫・小宮山重四郎氏が保守の議席というよりも票差を争った地域。
「坂本祐之輔さんは山口敏夫さんの秘蔵っ子。功罪ある山口敏夫さんだけど、今回は泰明さんも引退だし、党派でなく、祐之輔さんを応援するって人が多い」という事情通もいる。
総選挙まであと3か月。組織力の山口泰明後援会がどこまで稼働するか?常にメモに目を落とす発信力のなさ、ワクチンの不手際、五輪強行という国民からNOをつきつけられている菅政権下の総選挙では、急出馬の晋氏の戦いも厳しいものがある。晋氏は埼玉県連から党本部に公認申請される。
大曾根惠
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