社会
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総裁選の日程が決まり、岸田文雄元政務調査会会長がいちはやく出馬表明。総裁選には菅総理も続投を目指して出馬するとのこと。
岸田さんの出馬表明を聞いた国民は久々にリーダーの発信力を思い出したのではないか。
国民に人気の高い河野太郎ワクチン大臣は「カーボンニュートラルの未来に向けての戦略もデジタル庁の創設も、菅総理だからこそできた実績、ぜひ評価してほしい」というが、市井の人々はコロナの収束、スムーズなワクチン接種、そして日常を取り戻すことが最優先で、不安や不満を払拭する力強いリーダーのメッセージを期待しているのだ。
それよりも、菅総理が就任してからの強引な日本学術会議の問題、大型選挙の連敗、盟友小此木氏の横浜市長選敗退(菅総理の地元でもある)、「仮定のことには答えられない、答弁を差し控える」という無味乾燥な答弁、すべてメモを読むスタイル、大事な原爆慰霊の日での読み間違えなど、猛省する立場の人間が平然と総裁選に出馬する厚顔さにあきれるのだ。
永田町では、それでも菅続投の声が大きいらしい。「当然菅続投でしょう」といって、はばからない国民の気持ちに寄り添えない議員が存在すること自体、政治は終わったと失望感でいっぱいになる。
日本人の美徳であるけじめのつけ方、みそぎということを菅総理には思い出してほしい。
氷川まこと
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