トップページ ≫ 社会 ≫ 世襲・落下傘・公募 候補者えらびとは
社会
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自民党総裁選は17日告示29日投票。いち早く名乗りをあげた岸田文雄氏。岸田氏は父も祖父も政治家。続いて、女性初の総理をめざす高市早苗氏。高市氏は政治家を輩出するということで、一時一世を風靡した松下政経塾の出身。そして河野太郎氏。祖父一郎氏、父洋平氏ともに永田町を代表する政治家。今後出馬が取りざたされている石破氏も野田聖子氏も世襲議員。
世襲への批判が多いが、それでは落下傘候補と呼ばれたりする公募を経た議員たちの今はどうなのか。埼玉県内の15の選挙区でも地元議員たちが「あいつはだめだ」「頭を下げない」「自分のことばかりで地元のために働かない」と非難されるのはどうも公募・落下傘候補が多いのだ。
世襲と言われる人々の利点は親族の姿を見ながら育ち、いかに地元のために働くか、また選挙にどう向き合うかということを知っているということ。しかし、弱点は「おじいさんにはお世話になったけど」「お世話になったのはお父さん」と言われてしまえばジエンド。
世襲を素直に認めてしまうことはよろしくはない。選ぶのは「政策」「人柄」「発信力」。特に言葉に魂をこめられるかどうか。発言がゆらぐ政治家が政治不信をうみだしているのだから。
大曾根恵
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