トップページ ≫ 社会 ≫ ミドル、シニアにお勧め 今更英語学習
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
NHKのラジオ第2放送やEテレの英語番組を聞くようになってから40年。ずっと早朝6時からの基礎英語シリーズは聞き続けている。出張時等にも必ずラジオ持参で。もっとも最近ではインターネットで、パソコンやタブレット、携帯端末で、いつでも聞くことができるので、通勤時間もその時間にあてている。
きっかけは、20代後半に、海外で働きたいとの夢を持ち、北浦和にできた英会話学校に通い始め、そこで教材として基礎英語シリーズに触れたこと。中学生レベルの英語力をつければ、日常の会話には困らないはずと指導を受けたことがきっかけだったと記憶している。
海外で暮らしたい、海外の人たちとコミュニケーションをその国の言葉で持ちたいという思いで、ずっと聞き続けることができてきたが、最近になって、普通の人ならとっくに気付くであろうもっと大事なことにやっと気づいた。
語学学習を通じて、海外の文化やホットな話題に触れること。この年にして、初めて知る、新たな気づきや思い。このことが今や聞き続ける大きな原動力となっている。
21世紀に入り、特にここ10年、中級者向けはもちろんのこと、小中高生向けの基礎シリーズであっても、地球の環境問題をテーマとする内容がますます増えている。SDGs効果ともいえるのかもしれないが、それだけ、地球環境問題は、一人一人が取り組まなければならない大きな課題だと気づかされる。
「ラジオビジネス英語」の3月の木曜日と金曜日は、インドネシア・パリ島生まれの環境活動家メラティ・ワイゼンさんのインタビューが題材。彼女は12歳だった2013年に「バイバイ・プラスティックバッグ」キャンペーンを開始した。日本で今、コンビニ等でプラスティックバックが有料化されているが、その起源といっても良い活動である。が、そもそも、有料化というような取り組みではなく、彼女はバリ島でその使用の禁止を実現させた。英語を学ぼうとういう意欲が無かったら、有料化がなんて手ぬるい対策だと知る由もなかった。
日本だけの問題では片づけられない地球環境問題と触れること、他国の状況やその文化を知り日本の、私たちの立ち位置を見直せること、社会とのつながりを持ち続ける行動を起こす奮起、語学を学ぶということだけでなく、頭の体操にもなり、一石3~5鳥の効果がある。特に、ミドル、シニア世代の皆様にお勧めしたい。人生にもう一つの花が咲く。
水上清悟
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