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参議院選挙と派閥再編の大きなうねり!
2022年03月15日
7月に投開票の参議院選挙。埼玉選挙区は定数が1増になる。現在は参議院自民党議員会長の関口昌一氏。公明党埼玉県本部代表の西田実仁氏。前埼玉県知事の上田清司氏。この現職3名に立憲民主からは県議の高木まり氏、共産から梅村さえこ氏が、維新の会(候補者選定中)がからんでいく。
自民党と公明党の選挙協力は相互推薦で合意がなされた。昨秋行われた衆議院選挙では、埼玉県内15選挙区すべて自民党は公明党の強い後押しがあり、激戦を制した議員が多数存在する。さらには来春は統一選。一人区や熾烈な戦いが予想される県議も公明頼りは否めない。公明党西田氏からの支援要請をむげにはできないのだ。埼玉県の自民党公明党の友好関係は、埼玉方式ということで全国の範となるという自民党県連幹部。
そして上田氏。自民党支持者の中での「上田党」は健在であり、参議院自民党ナンバーワンである議員会長の関口氏は、県連から飛び出た二人擁立の余波もあり、緊張感をもった戦いだ。
自民党・党大会が13日行われた。埼玉県連所属・この夏改選の元地方創生大臣の片山さつき氏。「二階派に脱会の旨を昨年末に二階氏に伝えた」「書面がない」などと取りざたされた。メデイアでは、片山さつき氏の引き取り手はないのではないかとの憶測も流れていたが、
参議院清風会(安倍派)への手続きを始めたという。麻生派からの主要メンバーの離脱、なかでも今後河野氏が菅グループに合流し派閥の領袖へという話もある。菅グループと二階派の合流もあり得る話。二階派、麻生派の世代交代、看板替えも遠くはない。
政治家には党人型と官僚型が存在する。党人派の筆頭である二階派と官僚型そのものの片山氏の連携には無理があったかもしれない。片山氏の安倍派入りは派閥再編への序章となるか。政治の世界は「一寸先は闇」「昨日の敵は今日の友」「敵の敵は味方」。この夏から来春にかけて国も地方も大きな転換点を迎える。
氷川まこと
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