社会
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さいたま市役所が10年後を目途にさいたま新都心に移転することは、知られているようで知られていない。10年後と言われるとまだまだ先の話のように聞こえるが、そうでもない。
平成13年に大宮市、浦和市、与野市が合併し、さいたま市となった。合併して20年余が過ぎた今でも何かと比べられることが多い大宮と浦和。新庁舎の移転先はさいたま新都心に決定している。大宮と浦和の間をとってちょうどいいのかもしれない。新庁舎の概算面積は約4万3000㎡、概算費用は約221億円(税抜)。
現在のさいたま市役所は浦和駅からは少し遠く、利便性は良いとは言えない。交通事情や他の官公署との関連、市民の利便性を考慮した結果、市庁舎の移転先がさいたま新都心に決定した。浦和から市役所がなくなることを寂しいと感じている市民は少なくない。今後、現庁舎の利用活用がどのように進められていくのか、注目していきたい。
馬淵凛子
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