社会
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新人3氏による小川町町長選挙。前回の投票率を14ポイントあまり上回った。結果は元中学校校長の島田康弘氏が元町議の戸口勝氏を3000票近くの票差をつけて圧勝した。
島田氏戸口氏ともに自民党員ということで保守分裂選挙となった。地元の山口晋代議士の動きも注目された。しかし、戸口氏の出陣式には非自民の鈴木正人氏(志木)、柿沼たかし氏(行田)、中川ひろし氏(狭山)3県議が集結したことから島田氏の勢いが加速した。地元小久保県議の顔をつぶすことになったからだ。
さらに戸口氏は徹底的に島田氏を批判することに傾注。島田氏は野球・レスリングの選手・体育教師ということもあってフェアな選挙を展開。この戦法の違いも大差の要因。後半、戸口陣営は島田氏を老人政治家と揶揄。老人とはいくつから?そもそも高齢化が進む埼玉県。高齢化長寿化を否定してはならない。アクテイブシニアの活用、輝け!人生百年時代なのだから。
戸口氏は島田氏を逆行とも責めていたが、戸口氏こそ逆行だ。不祥事によって埼玉県議を辞めた戸口氏。謙虚に自分の生まれ変わった姿を示すべきだった。
昨秋の衆議院選挙では山口晋氏と坂本祐之輔氏の差はわずか500票差。新しいカタチの町政をめざす島田氏。「山口派、坂本派というのではなく、すべての町民のために実行できることをドンドンやるだけ」と、いじめ撲滅に先頭に立ったあったかい心で小川復活のために進むことだろう。
氷川まこと
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