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上田きよし門下生・並木まさとし氏が制す 鴻巣市長選
2022年07月26日
鴻巣市長選は市議出身の加藤ひでき氏、あべしんや氏。県議職を辞した並木まさとし氏がからむ三つ巴の闘いとなった。加藤氏は自民公明推薦というお墨付きがついた。しかし、鴻巣市を含む埼玉6区というところは、小選挙区で自民党が勝てない地域。小選挙区代議士は大島敦氏。中選挙区時代は上田きよし氏が種をまいた場所で、上田党が存在する地域だ。
法定ビラには自分と並木氏の対比を載せた加藤氏。この不公平感(あべしんや氏を完全スルーする態度)がブレーキになった。さらに公営掲示板ポスターには現原口市長と自民党総裁の岸田首相の画像を。駅頭活動でも「岸田首相が推薦する加藤です」と連呼。鴻巣といえば埼玉県議会議長の中屋敷県議のおひざ元。なにも岸田総理でなく、中根かずゆき代議士(比例復活)、野中あつし代議士(比例復活)でもよいのではないか。鴻巣は鴻巣市と川里町と吹上町が合併して新鴻巣市になったので川里を選挙区とする野中代議士エリアだ。
出陣式には関口まさかず参議院議員会長をはじめ、古川参議院議員、小谷野自民党県連幹事長、県議団がズラリと並び、最終打ち上げには西村康徳前コロナ担当大臣がかけつけた加藤陣営。市議16名がついても3000票以上の差がついた。
原口市政については新ゴミ処理場計画をめぐって、原口市長の自宅近くに計画するという疑惑があり、そういうことを市民は嫌う。自民党の絨毯攻撃に近い手法も昭和の姿。反省しないと来春の統一選が危うい。
大曾根惠
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