社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
政治家の劣化がとまらない。山際前大臣・葉梨前大臣に続いて寺田総務大臣も辞任した。政治資金規正法や公職選挙法に抵触するという基本ができていない人に大臣は無理だろう。寺田氏の妻は宰相・池田隼人氏の孫、元外務大臣池田行彦氏の姪。当然、寺田大臣には政治の裏側を知り尽くした取り巻きがいると推察される。確信犯と言われても仕方ないだろう。
野党も維新の会・全国比例で当選した中条きよし氏の委員会の発言にはびっくりした人も多いだろう。CDとデイナーショーの宣伝とは。維新の会のトレーニング不足が露呈された。中条氏は甘い声で歌を歌い、必殺仕事人の俳優としての活動がお似合いで、国会議事堂に登壇させようと投票した有権者の責任は重い。
共産党の小池氏が司会進行の田村智子議員を威圧的に叱責したということで処分された。小池氏が読み間違えたことを田村氏がその場で訂正したが、それに対しての威圧行動。しかし、小池氏は「パワハラそのもの、自分の品性の弱さが現れた」と即刻謝罪した。この小池氏のスピーデイな対応には、やるなと感じた。司会席の人間を罵倒する政治家を数名目撃してきたが、まさに品性下劣そのもの。そういう人間が国・県・市町村をリードしていては、政治離れは加速する。
いじめの問題をとりあげるべき政治家が、自分の意向に沿わない人に対して、実は一番のいじめを平然としている事例も聞く。
連日にわたる北朝鮮からのミサイル発射。政治家の不祥事の後処理ばかりに時間を費やす暇はないのだ。スカッとさせてくれる政治家を熱望する。
氷川まこと
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