文春砲で岸田総理最側近の木原誠二官房副長官の女性スキャンダルが明かされた。そのせいで、解散が遠のいたという意見もあるが、木原氏のスキャンダルは、

• ・今国会での解散はしないという岸田総理の発言
• ・女優広末涼子のダブル不倫
• ・自衛官候補生による上官襲撃、殺人事件

といったビックニュースの影になったのだ。

木原氏は前妻との間の子を養育。その子らは都内の有名中・高一貫校へ。現在の妻（元銀座のクラブホステスとの報道もあるが）との間にも二子をもうけており、その溺愛ぶりは地元でも有名だ。そして今回、愛人とみなされている銀座ホステス、その子とのデイズニーランドへ行く木原官房副長官。愛人はベンツを運転し、木原官房副長官を官邸に送り届けているというのが文春砲。

木原氏は東大から大蔵官僚。選挙区では夏場はアロハに短パン、ビーチサンダルといういでたちも多く見受けられると地元の声。都議選では岸田文雄氏を応援にいれるも、公明との競合区であり、落選の憂き目にあった自民党公認候補もいる。木原氏は切れ者であり、岸田総理が信頼を寄せる。岸田官邸を動かす懐刀であることは事実。しかし、あまりに脇が甘すぎる。

岸田総理は解散を見送った。この五月のG7サミットで得た上昇気流は、遠い過去になりつつある。株価のバブル期をしのぐ高値は国民に浸透していないし、物価高、マイナカードへの不信感と岸田内閣へはアゲインストの風。岸田総理の今後はバラ色の未来への道なのかイバラの道なのか。木原誠二官房副長官のこれからが注目される。

氷川まこと