トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 阪神の「あれ」
コラム …男の珈琲タイム
「あれ」は名言である。That。Who。いろいろある。天下の名帝森喜朗氏は「How are you?」を間違えて「Who are you?」とあいさつして、失笑をかった。阪神の岡田監督は「あれ」を目指そうと言って、選手達に謎かけをした。小学生に教師が問うた言葉は、小学生を一生懸命にさせる。言葉は素晴らしい。だから両刀の剣と言われる。あの人は「あれ」をやらないのか?だから支持率は下がる一方だ。政治家が「あれをやる!」と断固言ったら、みんなおっとり刀になって、慌てるに違いない。それをいまさら経済を優先などと言っていたら、途端に色気も何も消えてしまうものだ。あの人の不人気は、おそらく色気の無さと思う。阪神の優勝は「あれ」の勝利だ。言葉のもつ色気がハンシンハンギの選手達を酔わせたに違いない。リーダーは今後まず言葉でいくべきだ。「あれ」にまさる、深く妖艶な言葉をいまだに見つけることはできない。
鹿島修太
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR