社会
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2002年にノーベル平和賞を受賞した、第39代アメリカ大統領のジミー・カーター氏。彼は言わずと知れた人道主義者である。年明けに国葬が執り行われてから日は浅いが、カーター氏を深く偲ぶ声に混ざり、何やらけたたましい赤児の泣き声が聴こえるではないか。声の正体は、第47代アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏だ。センテナリアン(百歳以上の‘’百寿者‘’)のカーター氏からすれば、御年78歳のトランプ氏でさえ、まだ若造なのかもしれない。何はともあれ、あれよあれよと言う間に、トランプ政権は2度目の産声を上げていたのだ。
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」。チャップリンの名言が繰り返し頭をよぎるのも、トランプ新大統領が、彼自身のパロディを演じる喜劇役者に見えたからだ。しかしそれは、アメリカを遠くからしか見ていない証拠でもある。アメリカの悲劇を、もっと近くで受け止める感覚を養うことこそが大事だ。
葉桜こい
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