トップページ ≫ 社会 ≫ 自治体でも広がる「婚活」支援~その方向性
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
「婚活」、最近耳にする機会が増えてきた。これは、結婚するために必要な行動、つまり結婚活動を略した言葉である。
近年のブーム、そして少子化対策の一環として、埼玉県内の自治体でも「婚活」支援事業が活発になっている。
例えば川越市では、7月1日、「独身男女出会いの場~かささぎの橋」(川越市民相談員協議会主催)という婚活パーティーが行われた。抽選で選ばれた男女各20名が川越西文化会館メルトに集い、自己紹介とフリートークでお相手を探すというものだった。
こうしたパーティー形式もあれば、秩父商工会議所主催「恋愛運上昇!!パワースポット巡礼☆宿坊婚活イベント」のように、旅をしながらお相手を探すというものまで、多種多彩な婚活イベントが毎週のように県内各地で行われている。
自治体を挙げて、婚活を支援する姿勢というのは評価できるが、「出会いの場」を提供するだけで良いのか、という声もある。
運よく自分にふさわしい相手がパーティーで見つかり、交際に発展したとしても、その先結婚まで行くかどうか、それは分からない。 後は当人同士で進めてもらうしかないのだ。
今必要なことは、やはり「出会いの場を提供」し続けることだと思う。
そして、さらに必要なことは、ゆとりを持って、じっくり相手が探せるようなスタイルではないだろうか。
一般的に行われている婚活パーティーの場合、3分から5分という自己紹介、そして僅かなフリートークの時間だけでは、なかなか気に入った相手を見つけ出すというのは難しい。
そういう意味では、先ほど紹介した秩父のイベントは評価できる。宿坊に宿泊し、パワースポットを巡り、自然風景に触れることで、相手の価値観や恋愛観を垣間見ることもできるだろうし、より高い成果が期待できると思うのだ。
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