トップページ ≫ 社会 ≫ 地域の底力はお祭りでも発揮される~浦和区内お祭り点描
社会
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8月22日金曜日、23日土曜日、24日日曜日の3日間、さいたま市浦和区内の各所でお祭りが開催され、にぎわいを見せていた。
22日金曜日は、「西領家(領家4・5・6・7丁目)の納涼大会」が開催された。添野ふみ子領家5丁目自治会副会長司会で盆踊りが始まった。「浦和おどり」が、見沼太鼓のリズムに乗り、最初は躊躇していた人たちも、次々と踊りの輪に加わって行った。時間を追う毎に輪は大きくなり、会場が一体となって行ったのが印象的だった。この地域の盆踊りは60年以上の歴史があり、伝統的に寄付金も多いが、収益は抽選会の賞品という形で地域の人々に還元されるのだ。ちなみに一番豪華な賞品は自転車だった。
23日土曜日は、元府趾、木崎第一各地区で、盆踊り大会が開催された。「領家1丁目盆踊り」は、うらわ学園の園庭で開催され、子どもたちを中心に、数多くの人たちが集まっていた。アットホームな手作り感溢れる雰囲気で、終始和んだ雰囲気だったのが印象的だった。この雰囲気が好きで、わざわざ桶川から駆け付けた方もいた。
「元町二丁目盆踊り大会」は、元町2丁目自治会館と、自治会館前の通りを使って開催された。時間を追う毎に夜店に人が集まり、石井秋良自治会会長の挨拶を合図に盆踊りが始まる頃には、かなりの人出となっていた。北浦和駅に近いエリアだが、普段は静かな住宅街である元町2丁目。その静かな住宅街が、地域の人たちの盛り上げでにぎやかに、そして華やかに彩られていたのが印象的だった。
今年で30回の節目を迎えた、「元町三丁目盆踊り大会」は、元町3丁目公園を使って開催された。どの地区よりも、幅広い年齢層の方々が参加されていて、独特な雰囲気で盆踊りが行われていたのが印象的だった。
瀬ヶ崎自治会は、「子供祭り」が開催された。23日土曜日は前夜祭が行われ、駄菓子や綿あめなどの売店や、輪投げやダーツといった遊戯店が軒を連ね、大勢の集まった子どもたちは歓声を上げながら、夜店を楽しんでいた。
翌24日日曜日は、午前9時より本祭が開催され、山車、本みこし、樽みこしが三島神社を出発し、瀬ヶ崎町内を練り歩いた。
その名の通り、主役は地域の子どもたちで、大人は子どもたちをサポートすることに徹していた。鈴木運慶自治会会長も予告していた通り、1000人以上の子どもたちが参加したが、少子高齢化もどこ吹く風と、30年以上前にタイムスリップしたような、かつて何処の地域でも見られた姿が、ここにはあった。
(直木 龍介)
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